5.歯ブラシの選択基準について (目次に戻る)

 
 薬局やスーパーで販売されている歯ブラシの種類は大変多く、どれを選べば良いか迷うくらいです。ブラッシング法によっても選択基準が異なってきます。以下のことを参考にして購入して下さい。また個人差があると思いますが、歯ブラシは一ヶ月に一度は交換して下さい。目安は、毛先がひろがった時です。傷んだ歯ブラシでは,折角の歯みがきが無駄になってしまいます。もし、一ヶ月以上たっても、毛先がひろがらない時は、ブラッシング力が弱いのです。もう少し、しっかりとみがきましょう。

参照 歯科医院専用の歯ブラシ

(厚生省 『歯口清掃指導の手引き』を参照)

1.年齢と用途に応じた歯ブラシを選ぶ。
  
 年齢別には、乳児用歯ブラシ・幼児用歯ブラシ・学童用歯ブラシ・ヤング用歯ブラシ・成人用歯ブラシなどがあります。用途別に見ると、義歯用歯ブラシ・矯正治療用歯ブラシ・インプラント用歯ブラシなどがあります。また、歯ブラシだけで充分な効果が期待できない時は、デンタルフロスや歯間ブラシなどの補助清掃用具も併用して下さい。

2.刷毛は乾燥しやすく、適当な強度と弾性をもつ。
  
 毛のかたさは、かたい・ふつう・やわらかいの3種類がありますが、硬めのものをおすすめします。しかし、歯ぐきが腫れている時などは、傷を付けないように軟らかめのものが良いでしょう。

3.刷毛の長さは、小児用を除き、10mm前後。

 
一般に、刷毛の脇腹を使うブラッシング法(ローリング法・スティルマン法・チャーターズ法)では、毛の長さは10〜12mmのものを使用する。最近は毛先を使うブラッシング法(横みがき法・縦みがき法・スクラッピング法・フォーンズ法・バス法)が重視されており、毛の長さも10mm以下と短くなっています。

4.刷毛の短辺(横幅)は、10mm以下、長辺(縦幅)は30mm以下が望ましい。
  
 人差し指と中指の二本を合わせたぐらいの長さが良いとされています。一般に市販の歯ブラシは、長辺が30mm以上のことが多いので、かかとの毛束を切り取って使用して下さい。長すぎると、細かいところに届きません。

5.植毛部の形態はストレート型がよいでしょう。
  
 通常は平坦型(ストレート)が良いでしょう。これ以外に凹湾型、凸湾型、山切り型などもあります。お口の状態に合わせて、最もブラッシング効果の高いもの選びましょう。

6.把柄は変形、変質せず、握りやすいもの。

(参考)寝たきり老人専用の歯ブラシは、特に把丙部の工夫が必要です。歯科医師にご相談下さい。


(目次に戻る)  (次に進む)