6.歯周病の治療について。 (目次へ戻る)

 治療内容の説明は、専門的になり難しいかもしません。詳しくは、かかりつけの歯科医院でお尋ね下さい。

 (治療の流れ)

1.モチベーション(“動機づけ”と訳します) : 治療を成功させるためには、患者さんの理解と協力が必要です。歯周治療を始める前に、よく説明し了解を得ることが大切です。

 @歯周病の原因
 A現在の状態(検査結果の説明)
 B治療の説明と同意(治療期間・費用など)
 C家庭療法の大切さ

 モチベーションとは“動機づけ”と訳されます。日常の生活習慣や行動を改善させ、かつ持続させるための動機を与える“教育心理学用語”です。モチベーションにより患者さんの“コンプライアンス”(協力度)を高めるのに大変重要なステップです。

2.プラークコントロール : 歯周病の主要な原因であるプラークの付着をコントロール(制御)することで、歯周治療の基本です。

3.スケーリング : “除石”とも言います。歯石は歯に付着したプラークが唾液中のカルシュウムにより石灰化したものです。歯石の表面は粗造なため“プラーク付着因子”となります。
 スケーリングの目的は、“プラーク付着因子”である歯石を取り除いて、プラークコントロールの成果を高めることです。

4.ポケット除去療法 : 歯肉からの出血がない歯の動揺が改善されたポケットが3mm以下に改善された  この様な状態に回復すれば一般的に“治癒”とみなされます。
 しかし、プラークコントロールやスケーリングで、充分に効果が得られない場合もあります。ポケットが減少しない時は、局所麻酔をかけポケットを形成する歯肉を除去します。
 歯周治療の大きい目標は、ポケットの改善です。ポケットが改善されれば、歯ぐきからの出血や歯の動揺もなくなり、治癒となります。

   治  療  前      治  療  後
深いポケットが存在し、 
歯肉が赤く腫れている。
ポケットが改善されて、出血や
動揺が無くなる



上記以外にも、急性炎症(腫れたとき)の処置、動揺歯の固定療法、咬み合わせの調整など日常臨床で頻繁に行われる治療もありますが、ここでは省略します。

(目次へ戻る)    (次に進む)