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平成14年度 「歯の一口メモ」西条市報掲載済み原稿

10月号 歯肉炎・歯周炎について

 皆さん、ブラッシングのとき歯ぐきからの出血が気になったり、家族の方からお口の臭いを注意されたことはありませんか?歯のぐらつきが気になり歯医者さんを受診したところ、外観的には異常がないように見える歯を、「抜きましょう」と突然言われ、驚かれた経験はどうでしょう?これらの症状は、すべて歯肉・歯周炎の最も一般的な症状です。歯肉・歯周炎のうち、病態がそれ程悪くない“歯肉炎”(炎症が、歯を支える骨の所まで波及しておらず、歯肉の部位に限局して起っている状態)の時に治療を開始すれば、歯垢や歯石を取って、ブラッシングを的確に行うだけで、ほとんどの場合治癒します。しかし、これが中、重度の歯周炎(歯ぐきの炎症が歯肉だけに留まらず、歯を支える骨にまで波及し、その結果、歯を支える骨が正常の約1/2以上なくなって来ている場合)になると、歯周外科手術を受けるなど、治療に多くの時間と手間がかかるようになります。 歯ぐきがおかしいと感じたら、なるべく早いお手入れの開始をお奨めします。