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平成14年度 「歯の一口メモ」西条市報掲載済み原稿

1月号 総入れ歯の使いこなし

歯科医院に何度も通ってやっとでき上がった総入れ歯が、期待していたものと違ってガッカリすることがあります。咬むと痛い・はずれやすい・吐き気がする・しゃべりにくいなどの苦痛に我慢ができず、使うのをやめてしまう人がいますが、ちょっとお待ちください。練習もしないで自転車に乗れる人はいないでしょう。入れ歯も同じで、使いこなせるようになるまでには練習が必要なのです。歯が少しでも残っていれば、その歯にハリガネを掛けて入れ歯をはずれにくくできます。自転車に例えれば補助車輪を付けているようなものなので、初めて入れ歯をした人でも簡単にははずれません。一方、総入れ歯は、補助車輪をはずした自転車です。顎の粘膜に吸着しているだけですから、練習なしではうまく使えないのが当然なのです。入れ歯を入れて初めから平気な人はめったにいません。あなたもゆっくり練習すれば、必ず慣れてくることでしょう。