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平成15年度 「歯の一口メモ」西条市報掲載済み原稿

6月号 口からの全身健康

−高齢者介護現場における口腔ケア−講演会のご案内


〔日時〕68日(日)13時〜16

〔場所〕市民センター4F大ホール

〔講師〕小林直樹先生・岡山市万成病院歯科医長(病院歯科介護研究会の創設者、前会長)

食物を「口から食べる」ことは、単に「栄養を補給する」ことだけではありません。
摂食行動とは、食物の認知・補食・咀嚼・食塊形成・移送・嚥下・消化・吸収・排泄という一連の運動であり、脳機能、口腔・咽頭機能、義歯、唾液など非常に多くの機能の活性化が関わっています。
ところが、高齢者介護現場では「口から食べる」ことの優先順位は未だに低いのが現状です。
高齢者施設入居者や在宅高齢者の約
40%が「蛋白質・エネルギー低栄養状態(PEM) 」との報告があります。
仮にチューブで栄養を補給している患者さんについても色々と工夫・努力して、十分な時間をかけて経口摂取に誘導していくことが重要であり、その第一歩は食べられる口をつくること、すなわち“口腔ケア”であります。
今回の講演を高齢者介護現場で遭遇する摂食・嚥下障害者への“口腔ケア”に役立てて頂ければ幸いです。