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平成15年度 「歯の一口メモ」西条市報掲載済み原稿

12月号 義歯の手入れ

入れ歯の手入れについてお話しましょう。
一般的な入れ歯は樹脂で構成されています。
この樹脂は加熱重合レジンというものがほとんどです。
ポリマー粉末とモノマー液を混和し、型にプレスした状態で加熱して作成されます。
この時モノマー液は重合され、化学反応でその場からなくなります。
この場所が目に見えない穴となります。
入れ歯の表面は実は目に見えない小さな穴がたくさん開いています。
これが入れ歯の「汚れ」に結びつくのです。
小さな穴の中に、お口の中に常在する菌が住み着くので、常に入れ歯は清潔にしておくことが肝心ですね。

その方法は、市販品の洗浄剤を容器に溶かし所定の時間浸漬させておくのが良いでしょう。
頑固な汚れがこびりついている場合は、流水下にて義歯ブラシや使い古した歯ブラシなどで清掃すると良いでしょう。
このとき、歯磨き粉などを使いますと、研磨剤が作用し不用意に入れ歯の表面を削ってしまうことになりますのでご注意ください。

入れ歯は乾燥させると壊れやすくなります。
長時間外している場合などは、洗浄剤入りの先の水溶液に浸漬させておくことをお勧めします。