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平成15年度 「歯の一口メモ」西条市報掲載済み原稿

3月号 ―お母さまへ― 子どもと歯周病

むし歯と並んで、いやなお口の病気が歯周病です。
歯周病とは、歯周病菌が歯と歯ぐきの間の隙間(歯周ポケット)に入り込んで悪さをすることで起こります。
歯周病にかかると歯槽骨が溶けて、歯ぐきが後退し、グラグラして噛めなくなり、最悪の場合には歯が抜け落ちてしまいます。

歯周病は大人の病気、それもお年寄りに多い病気だと思っていませんか。
歯周病は、若い人にも忍び寄っているのです。中学生や小学生にも、歯肉炎にかかっている子どもたちがたくさんいます。

厚生労働省の平成11年歯科疾患実態調査報告によると、5〜14歳の69.4%に歯肉に所見が見られました。
そして、歯肉炎は歯周病の一歩手前の状態なのです。
子どもたちが、加工食品や軟らかいものばかりを好むのが原因ですが、ブラッシングが不十分で歯にプラークが残っている場合などは、歯肉が充血し、赤褐色や濃赤色となりますし、特に歯と歯の間の三角形をした部分の歯ぐきが腫れてきます。
指で触ってみるとブヨブヨしていて出血する場合もあります。

しかし、このような症状も、適切にしっかりブラッシングをすることによって防いだりやっつけることができます。
お子さまの歯ぐきの健康状態を、一度かかりつけの歯科医院で診てもらい、正しいブラッシング指導を受けることをおすすめします。