特定療養費制度

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特定療養費制度とは、自由診療の一部を保険で給付する制度です。平成六年六月より実施された金属床総義歯と、平成九年四月より実施されたフッ素塗布及び小窩裂溝填塞(シーラント)があります。

 時代に即応した上質の治療の提供と、患者さんの負担を軽減する目的で導入されたものです。

 歯科医院の待合室でポスターをご覧になったことがあったと思いますが、簡単に紹介させていただきます。詳しくは、かかりつけの歯科医院でお尋ね下さい。

●金属床による総義歯の提供
 金属床総義歯とは総義歯(総入れ歯)の床の部分に金属を使用したものです。通常の保険義歯はアクリル樹脂に代表されるレジンにより作られますが、金属床義歯ではコバルトクロム、チタンなどの金属を用いるため、強度に優れ0.5〜1.0mmの厚みに押さえることが出来ます。従って、床がうすいといった快適性に特徴があります。

 金属床義歯の治療費は自由診療のため、歯科医院により異なります。患者さんが実際に支払う治療費は、歯科医院で決められた料金から特定療養費を差し引いた金額となります。特定療養費は診療日数などにより異なりますが、おおそよ4万5千円程度です。なお、特定療養費は通常の保険と同様に一部負担金がかかります(社保の本人なら45,000円の2割、社保の家族なら45,000円の3割、一般国保なら45,000円の3割)。

 患者さんの歯ぐきの状態によっては金属床義歯が適さない場合もありますので、事前に主治医とよく相談して下さい。

●フッ素塗布・小窩裂溝填塞(シーラント)による虫歯予防
 虫歯予防法にも色々ありますが、フッ素塗布や小窩裂溝填塞は代表的なものです。虫歯はあるが、多発傾向でない13歳未満のお子さんに対して適応されます。虫歯の治療完了後、再び虫歯にしないように指導や管理を希望される場合、主治医にご相談下さい。

 なお、フッ素塗布と小窩裂溝填塞の料金はポスター掲示されています。この金額に特定療養費の一部負担金を加えた金額が、患者さんの負担金となります。